2010年7月19日 (月)

配管内の流体の流れをよくする意外な方法

 2010年7月18日日経朝刊のサイエンスページで、配管で流体を送るときに効率的に送る意外な方法が、東京農工大学の岩本薫先生により発見されたとの記事を目にした。 
 配管内に流体をながすときは泡がでたりしない秩序だった流れ(層流と習ったように記憶する)が良いようにおもっていたが、新発見では 心臓が血液を送り出すように、ドクン、ドクンと送ったほうが無駄がすくないとのことである。 流れに脈動を与えて摩擦を減らせるとのことで、パイプラインの輸送エネルギーコストの低減に役立ちそうである。
 この理論の発見にはスーパーコンピュータが威力を発揮している。流体の分子一個一個の動きを基礎的な方程式で計算するような手法がとられた。 天文学的以上の数字である分子の数を思えば、スーパーコンピューターの必要性が素人の私にもなんとなく理解できる。
 スーパーコンピューターの性能の世界一かどうかの意義が論じられたことも思い出される。
 ソリトン波とよばれる波は衰えることなく遠方に伝わっていくという話をきいたことがあるが、波動にはいろいろと不思議なことがありそうである。
 居酒屋談義にも面白いテーマとして記憶に留める。

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2009年3月29日 (日)

電気自動車用充電コンセント付き住宅

 今日2009年3月29日付け日経朝刊に住生活グループが電気自動車対応の注文戸建住宅を本格販売すると書かれている。 車に充電できる200Vの屋外コンセントを駐車場に標準装備する。 これにより今夏発売予定の三菱自動車の電気自動車の場合7時間でフル充電できるとのこと。
 正直な感想は7時間もかかるのかである。 ガソリン給油ならセルフでもたついても10分程度かと思われるので、電池の充電は電気自動車の自由度をかなり制約する感じである。
 ガソリンスタンドなみに家庭以外に充電ステーションができても、不自由さはさほど改善されない。
 ずい分前のことで記憶は定かではないが、大阪市交通局が公害対策として電気バス(愛称 あおぞら?)を運行していたことがあるが、そのときは車両基地に充電済みの鉛蓄電池を容量の減ったバス搭載の蓄電池と交換する設備を設けていたように聞いている。
 これなら充電するよりはるかに短い時間で目的を達することができる。
 CHARGING STATIONでなくCHANGING STATIONである。
 ある新聞によるとAGASSIという方が、電気自動車のためのbattery-changing stationの
ネットワークを2012年に立ち上げるという。  しかし、この場合、車はバッテリーの交換が容易にしかもバッテリーの規格が互換性のあるようになっていなければならないがその辺の事情はわからない。  車の駆動用バッテリーが乾電池なみの消耗品のようなあつかいになれば安い鉛電池も復権するかもしれない。

 

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2008年12月10日 (水)

東京港区エレベーター事故の遺族と支援者再発防止訴え

 今日付け毎日新聞インターネット版に、「港区のエレベーター事故の犠牲者のご遺族と支援者でつくる「赤とんぼの会」が、京都の重傷事故を受けて「生命・身体を侵害する事故がしばしば起きているのに真の原因究明もされず、安全強化策もとられていない」と鉄道などと同様に事故調査機関をつくり再発防止につとめるように訴えた」と報道されている。
 やはりあの事故の原因は究明されていなかったと確かめられた。
 鉄道であれば、無人運転の新交通がドアもしめずに突然発車したような恐ろしい事故であり、当然 運輸安全委員会が乗り出すことになるが、エレベーターやコースターのような一種の交通機関といってもいいものも建築行政の範疇にはいるのかこの委員会の対象にはなっていない。
 安心安全を標榜する政治の課題にしてほしい。

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京都市左京区のマンションでエレベーター事故

 12月9日付け日経紙夕刊に8日午後9時ごろ、京都市左京区の「フレックス高野」というマンションでエレベータ事故があったと報じている。

 住民の女性の方がエレベーターで1階から4階に上がり、エレベータから外に出る最中にドアが開いたままの状態でエレベーターが下降を始め3階で停止したとのこと。 女性の方は体は外に出たが足が残り4階の床とエレベータの篭にはさまれた状態になり重傷を負われた。
 2年以上前に東京港区のマンションで起こった死亡事故と似た状況である。 今回はシンドラーではなく東芝エレベータ製で管理は東洋昇降機と書かれている。

 エレベーターの事故は関心を持ってみているが東京の事故の原因は解明されたとの報道に接したことはない。 今回の事故原因は保守の不備によるものか、機器の機能不全によるものかは不明である。
 もし、保守に原因がない場合、メーカーが東京の事故の場合とことなることもあり、エレベータのこの種の事故は製造者特有でない未解明の原因があり、再発の防止策はまだ確立されていないと考えてもいいようである。
 今回の事故で原因解明のヒントが得られることを期待したい。

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2008年11月27日 (木)

電気機器の発火発煙事例その23-2 INAXブランドの温水洗浄便座で発火事故

 昨日に続き今日、27日にもINAXブランドの温水洗浄便座の発火事故が日経紙に報道されている。 INAX社と該当品の製造者のアイシン精機は約60万台を対象に無償点検をするとのことで新聞に社告も掲載されている。
 使用後18年以上といわれる便座でほぼ寿命期ともいえるものに責任を負って点検するコストを思うと、便利な電気製品の開発に二の足を踏みたくなるのではないかと心配になる。このような時に備えてメーカーも消費者も救えるような保険制度が必要になるのではないか。

 数日まえに我が家の台所の換気扇の入りきり用の紐が切れた。 30年ほど使用したものであるので、換気扇全部の取替えを考えた。 とりあえず応急に針金とあり合わせの紐で修理して用が足せるようになった。  取替えのことは忘れてしまっている。 よほど便利な改良がなされて新製品になっていないかぎり、不自由なく動いている電気製品の更新はむつかしい。

 

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2008年11月26日 (水)

電気機器の発火発煙事例その23 INAXブランドの温水洗浄便座で発火事故

 2008年11月26日(朝)の日経紙によると INAXブランドの古い温水洗浄便座で2007年5月以降に数件(経済産業省発表では5件)の発火事故が起きている。

 いずれも18年以上使用の古いものである。 製造したのはアイシン精機株式会社(経済産業省発表)。 障害は便座ヒータの配線部で起こっている。 うち2件について特定された原因は便座のヒンジピンやゴム足がはずれたまま使用することでコードに過重負担がかかりコードが損傷したこととされている。残りの3件は原因は特定されていない。
 経済産業省のウエブサイトに掲載されている11月25日付けのプレス発表にくわしいが発火に至ったメカニズムは新聞記事も含めてわかりにくい。

 この種の設備は長期に旅行する以外、留守時でも常時通電常態にしているので 火災の危険が潜在しているとすると不気味な存在である。
 

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2008年11月 3日 (月)

電気機器の発火発煙事例その22 トラッキング現象による堺市での火災例

 電気火災の原因の一つ、トラッキング現象による火災が10月16日付けの地域紙「泉北コミュニティー」に記事となっていた。

 標題は「コンセントにほこりが溜まり 発火して隣も丸焼け」。

 「9月7日の朝8時半ごろ、共同住宅の6階で火事があった。屋外コンセントが燃えた。火元と隣が全焼、上階が半焼。出火原因は差しっぱなしになったコンセントとプラグの間にほこりがたまって発火するトラッキング現象と考えられる。レンジラックのコンセントに電話の子機のプラグが差しっぱなしで、そこから出火した模様。火元の住人は外出中であった。」
 以上が記事にほぼ同じである。 屋外コンセントがトラッキングをおこしたのか、電話の子機用のプラグが火元なのかはっきりしない。

 電気器具はますます増え続けるし、かつコンセントにプラグを入れたままにしておく使用形態も多いので要注意のことである。

 我が家でも、トラッキング現象が起こりびっくりしたことがあった。

 一年以上使っていなかったクーラーの電源スイッチを入れたとたん、大音響がしてクーラー用プラグが火を出し、黒焦げになった。 幸いブレーカーが動作して電気を遮断したので大事には至らなかった。

以下はこげたプラグの写真である。

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2008年9月24日 (水)

電気自動車の時代は来るか

 9月11日、日経紙の第一面に「本田が電動ニ輪車」の標題の記事があり、その中のグラフで電気自動車の燃料コストがダントツに安いことに認識を新たにした。
 燃料費100円で2輪車、4輪自動車が走れる距離のグラフが示されていた。 4輪自動車については走行距離が長いのはバッテリーで走る電気自動車で、約100km、ハイブリッド車では約20kmであった。
 電気自動車の電力は深夜電力で自動車搭載バッテリーに充電することが前提となっている。 関西電力の場合、深夜電力の単価は6.36円/KWHである。したがって100円で買える電力量は100/6.36=15.7KWHであるから、この電力量で新聞の対象とした車は100km航続できることになる。

 2種の雑誌で蓄電電力量と走行距離の関係が、多少差があるが 16KWHで65km(40マイル)、16KWHで80km(50マイル)というデータで示されているので、新聞の言う100kmは軽量の車のデータかもしれない。 いづれにしてもエネルギーコストは安い。

 ただし、車の価格は高くなり、バッテリーの交換の費用なども見込む必要があり、電気系自動車のなかで、燃料電池車やバイブリッド車より優位に立つことがあるかどうか興味深い。

 今日の夕刊紙に23日、クライスラーが3機種の電気自動車を2010年に市場へ投入すると発表したと伝えている。  SUV型とミニバン型はリチウム・イオン・バッテリーだけの走行距離は64km、それ以上は補助エンジンで駆動される発電機により電力をえて走行距離を640kmまで延ばせるという。
 GMもVOLTという愛称の類似の電気自動車を2010年に発売すると公表している。 これは16kwhのリチウム・イオンバッテリーで65km走りそれ以上はクライスラーと同様補助ガソリンエンジンで電力を得て、さらに480km走ることが出来る。

 重いバッテリーを積み、何時電気が尽きるか心配しながら走る印象の航続距離の短い電気自動車のイメージが変わってくるような気がする。

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2008年9月11日 (木)

 素粒子加速器LHC(Large Hadron Collider)が稼動開始。

 9月10日、欧州合同原子核研究機関(CERN)が建設していた大型加速器(Large Hadron Collider)が完成し稼動を成功裏に開始したとの記事が日経紙に掲載されていた。  

  この加速器は陽子を正面衝突させて宇宙の始まりのビッグバンに近い状態を作り出す。未知の素粒子が生まれることを期待されている。
 反面、この装置がブラックホールを作り出す可能性があり、地球の消滅につながるとして裁判で運用開始を差し止めるようにもとめた人がいて一部で話題になっていた。このことは4月にこのブログにメモを残した。
 今回のオープニングの記事ではそのようなことには触れられていない。

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2008年8月 5日 (火)

東京ビッグサイトのエスカレーター急停止事故

 8月3日に東京ビッグサイトの長さ30mあまりの上昇中の長いエスカレータがお客さんを満載したまま急停止するトラブルがあった。
 イベントがありエスカレーターにたくさんの人が乗っていたために、重量オーバーを検知して自動停止した模様である。
 問題は停止後、人の重さに耐えかねてエスカレーターのステップがずるずると逆方向(落下する方向)に動いたらしいことである。 あるテレビで専門家の方が、自動停止後、エスカレーターにブレーキがかかるが、エスカレーター上の人の重みが大きすぎてブレーキ力で止め続けることができなかったのだろうと推定しておられた。

 この理屈では、エスカレーターにぎっしり人が乗ればずるずると落下することがあることになる。

 橋の上に立錐の余地がないほど人が詰まれば、橋が落ちますといっているようなもので興味を覚えた。
 地下鉄など深くなり長いエスカレーターは珍しくはない。 ひとがぎっしりのときのエスカレーターは敬遠する方がいいという教訓であろうか。

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