2007年8月 4日 (土)

ミネアポリス市の道路橋崩落

 現地時刻 8月1日午後6時ごろ、ミネアポリス市内のミシシピー川に架かる Iー35Wと呼ばれる橋が崩落したが、4日現在、河に沈んだ車両の捜索が続けられている。
 橋の崩落はたいへん稀な事故と思うが、以前、ある書評で、この種の事故は 約30年周期で起きると書いている本を知り、興味をおぼえ半年ほど前に購入したが、読まずに放置していた。今回の事故で関係箇所を拾い読みした。

 書名は「Success through Failure失敗を経ての成功」でHenry Petroski 教授(デューク大,土木工学)が書かれたものである。

 過去の大きな橋の崩落は1847,1879,1940,1970に発生し、2000年ごろが周期に当たるとしている。
 1940年にTacoma橋が風に翻弄されて落ちた事例は、しばしばテレビ番組で目にするところである。

 30年周期の説明は、この本の著者は別の研究者の意見を引用している。「30年は技術者集団の世代が入れ替わる長さであり、はなばなしい技術は継承されるが、失敗などから得てきた基本は尊重されずに、失敗はくりかえされることになる」という主旨のようであるが英語の誤解釈があるかもしれない。

「石橋を叩いて渡る」と言うことばがあるが、絶対安全な橋はないということであろう。 ゴルフ場でときどき深い谷にかかる橋に遭遇するが命がけである。この種の橋の安全基準は国土交通省が所管するのか、「民のことは民に」まかされているのか 関心を持たなければならない。

 
 

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