大阪府の府有施設や出資法人の整理の素案
8日の朝刊に橋下知事の直轄の改革プロジェクトチームが府有施設や出資法人を半減させる素案を発表したと報じられた。
これらのなかには役割を終えたにもかかわらず惰性で続いてきたものもあるであろうから精力的に進められることに賛成である。
しかしながら、これら対象となっているところは府の中枢からすこし距離があり、強力な応援団・圧力団体がなく、適切なあるいは高度な文化面な評価もなく整理統合される可能性もなしとはしない。
最近はそのような雰囲気はなくなったが、当初の諸施設視察では府民の感情をしげきするアジ演説らしきお言葉も散見したのですこし危惧の念もある。
もっと経費を削る大物があるのではないかとプロジェクトチームのご努力に期待したい。 しかし、橋下知事の心酔する東京都知事の新銀行の扱いを見れば本丸の攻撃への道のりは遠いと想像されるが、これこそ新知事に期待されていることであろう。
プロジェクトチームが虎の威を借る狐の集団となるか、勇将のもとに弱卒なしの精鋭部隊となり大物に立ち向かうか、後者を期待したい。
ときどき思うことは、選挙のときに後見役のように知事を応援しておられた堺屋太一さんはどうしておられるのであろうか。
風雲急を告げる 府施設の一つ
「大型児童館ビッグバン」 新聞では補助金削減の対象となっている。
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