大阪空港で全日空機が滑走路へ誤進入(?)
日経紙2009年3月21日朝刊によると、20日午前9時20分ごろ、羽田行きの全日空18便が仙台発のJALエクスプレス機が約3分ごに着陸予定の滑走路へ誤進入し、管制官の指示でJAL機に着陸のやりなおしを行い事故を回避したとのこと。
その後のテレビなどのニュースでは、誤進入したとされた機のパイロットは進入許可を管制官から受けたと主張しておられるようである。 運輸安全委員会が調査を始めた。
過去最悪の航空機事故は、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島の空港で1977年3月に、離陸中のKLM機と滑走路走行中のパンナム機の衝突事故で583名の犠牲者を出している。 最近、空港内のこの種のトラブルまたはインシデントが比較的多いように感じる。いいふるされた法則では、インシデントの多発は重大事故に結びつくとのことであるので、要注意である。
新聞では全日空機の乗員乗客407名、JAL機は167名と伝えている。計574名の方の命が危険にさらされていたことになる。
英語による口頭管制を補完する、交通信号的設備が滑走路に必須ではないか。
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