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2009年1月23日 (金)

新千歳空港の滑走路上でのニアミスの原因報告が出された

 運輸安全委員会から2008年12月16日新千歳空港で起きた重大インシデントについてその原因の報告が出された。 新聞の報道と同委員会の報告書(http://araic.assistmicro.co.jp/jtsb/aircraft/download/pdf2/AI09-1-2-JA8904-JA8020.pdf)によると 新千歳空港B滑走路で待機中の日航機(502便)が管制官の許可のないまま、離陸のための滑走を始めたもので、前方1800mほどに着陸して走行中の別の日航機がいた。
 管制官の緊急停止指令で滑走をとめさせて事なきを得た。
 原因は、管制官のいわば助言「expect immediate take off すぐに離陸を許可するから心の準備をしておけ」をパイロットは immediate take off 即離陸と解して動作を起こしたようである。 報告書をよむとパイロットはexpect は聞こえなかったと主張している。 飛行機の音声記録はあとの情報で上書きされて残っていないとも書かれている。
 管制官側の記録にはexpectは入っている。
 パイロットは核心の情報のみが必要で余計なものはいらないと主張しておられるし、管制官は 親切に状況を伝えるように日頃から教育されていると言っておられる。
 当日雪で、離着陸は円滑でなく管制官は迅速に捌くために一生懸命やっておられたのであろう。

 史上最大の航空機事故は、1977年スペイン領テネリフェ島の空港で起こった管制官と
KLM機の情報交換ミスが原因とされ同機とパンナム機の衝突事故で583人の犠牲者を出している。  安全委員会の報告には参考事項として触れられているが新聞報道では朝日に書かれているのに気が付いた程度である。 管制官の方もこの事故は知らなかったと言っておられる。 
 再発防止のためには起こってしまった悲惨な事故を教訓とすべきと思うのでその注目度の低さはすこし寂しい気がする。 
 
 

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