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2008年9月30日 (火)

日経見出し「役立たぬ風車発電計画失敗 早大に2億円賠償命令」

 2006年5月4日の日経紙上の目立たない小さい記事で 「風車空回り発電事業頓挫」が報告されていた。 興味を覚えてブログのメモとして残していたが、このときから早や2年以上経過しているが、きょう(9月30日)の日経朝刊にかなり大きいスペースでこのことが裁判になっており、事業主のつくば市から計画の策定を受託していた早稲田大学に賠償命令が出たという内容であった。

 事業はつくば市が19の小中学校に、環境省のモデル事業として約2億9千万円をかけて
23基の風車発電機を設置したが発電量が想定を大きく下回り事業中止を余儀なくされたもの。
 計画では発電した電力を売却してこの利益を財源に地域通貨を発行する事業を行うことにしていたとのこと。

 大学にも言い分はあるようであるが、当時素人が聞かされていた話では その地の平均風速が6m/秒以上でないと風力発電は採算がとりにくいとのことであったが、つくば市の場合はどうであったか、大学で調査済みのはずである。

 この事業に限らないが、地方自治体が新しい事業を行う時、大学とか、何某総合研究所、何某コンサルタントなどに企画、事業化適否調査などを委託することがあるのではないか。 でなければ自治体の限られた職員では十分に対処できない。 このようにして策定された事業はすべてがうまくいくわけではない。 法律により事業が奨励されているような場合は、採算性を優先しないケースも出てこよう。  
 今回のようにコンサルタント側が責任を問われる例はめづらしいのではないか。 これを教訓に無理に採算がとれるようにした事業の企画、計画などが策定されないことを期待したい。

 

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ニューヨーク株式9月29日終値777ドルの暴落

 金融危機にある米国で不良資産を公的資金で買い取る事を柱とする金融安定化法案が上院で否決された。
 これを嫌気してニューヨーク株式市場で株価が暴落しダウ平均が777ドル安(-6.98%)の10365.4ドルでひけた。
 史上最大の下げ幅とのこと。  今後、世界的にどんな展開になるのか、出発点としてメモに残す。

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2008年9月26日 (金)

GMが電気自動車用発電エンジン等の工場を建設

 電気自動車に関心を持ち始めたが、今日26日の日経夕刊にニューヨーク発のニュースとして、GMが400億円をかけて電気自動車用発電用エンジンなどを量産する工場を新設するとの記事に目が止まった。
 この種のエンジンはバッテリーで動く自動車に搭載して、バッテリーの蓄電量がゼロになるときに発電機を駆動してバッテリー系に電力を供給し航続距離を延ばすためのもので、、2010年市場に出るといわれているGMの電気自動車VOLTの量産に同期している。

 このタイプの電気自動車は”extended -range electric vehicle"と呼ばれるようである。

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2008年9月24日 (水)

電気自動車の時代は来るか

 9月11日、日経紙の第一面に「本田が電動ニ輪車」の標題の記事があり、その中のグラフで電気自動車の燃料コストがダントツに安いことに認識を新たにした。
 燃料費100円で2輪車、4輪自動車が走れる距離のグラフが示されていた。 4輪自動車については走行距離が長いのはバッテリーで走る電気自動車で、約100km、ハイブリッド車では約20kmであった。
 電気自動車の電力は深夜電力で自動車搭載バッテリーに充電することが前提となっている。 関西電力の場合、深夜電力の単価は6.36円/KWHである。したがって100円で買える電力量は100/6.36=15.7KWHであるから、この電力量で新聞の対象とした車は100km航続できることになる。

 2種の雑誌で蓄電電力量と走行距離の関係が、多少差があるが 16KWHで65km(40マイル)、16KWHで80km(50マイル)というデータで示されているので、新聞の言う100kmは軽量の車のデータかもしれない。 いづれにしてもエネルギーコストは安い。

 ただし、車の価格は高くなり、バッテリーの交換の費用なども見込む必要があり、電気系自動車のなかで、燃料電池車やバイブリッド車より優位に立つことがあるかどうか興味深い。

 今日の夕刊紙に23日、クライスラーが3機種の電気自動車を2010年に市場へ投入すると発表したと伝えている。  SUV型とミニバン型はリチウム・イオン・バッテリーだけの走行距離は64km、それ以上は補助エンジンで駆動される発電機により電力をえて走行距離を640kmまで延ばせるという。
 GMもVOLTという愛称の類似の電気自動車を2010年に発売すると公表している。 これは16kwhのリチウム・イオンバッテリーで65km走りそれ以上はクライスラーと同様補助ガソリンエンジンで電力を得て、さらに480km走ることが出来る。

 重いバッテリーを積み、何時電気が尽きるか心配しながら走る印象の航続距離の短い電気自動車のイメージが変わってくるような気がする。

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2008年9月22日 (月)

麻生氏が自民党総裁に選出された

 麻生氏が他の4候補(与謝野氏、小池氏、石原氏,石破氏)に圧倒的な差をつけて自民党総裁に選出された。
 前も前々も総裁は多くの票を集めてポストについたが、途中退場したので圧倒的多数で選ばれたからといって立派に職責を果たされるかどうかはわからない。

 子供時代の総理に吉田茂さんがいたが、その娘さんの麻生和子さんがときどき新聞に登場していた。新総裁はこの方のお子さんということか。

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2008年9月21日 (日)

メトロリンク、ユニオンパシフィックなどの走る路線にはATSなど保安装置はなかった

 今回の事故を起こした単線区間をふくめて、米国の幹線鉄道の殆どには、信号機はあれども、これを無視したときに列車に自動的にレーキをかけるATSのような保安装置は装備されていないと知った。

 そのためか、はじめから新聞などで運転士のミスが話題にされていたのであろう。

 米国の国家交通安全委員会(NTSB)は事故の分析結果から30年前からATSのような保安装置の設置を勧告してきている。1990年にはこの種の保安装置を最も必要とする交通安全のための改善項目リストにあげた。

 これにもかかわらず、保安装置の設置が進まないのは、鉄道業界のコストがかかりすぎる、装置の信頼性が今ひとつという主張による。 鉄道業界の議会へのロビー活動も悪い意味で功を奏しているようである。  しかし、シカゴ付近、アラスカなどにこの安全装置の普及が始まっているとのこと。 なお、地下鉄には日本と同様に保安装置は一般的と聞いている。

 ちなみに、保安装置はPTC(Positive Train Control)と呼ばれることを始めて知った。

 オーストラリアでも同様に呼ぶらしく、同国政府安全機関のウエブサイトにわかりやすい説明があったので記録する。”Positive train control systems are capable of automatically controlling train speed and movements to prevent certain accidents, including train collisions. ”

 

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2008年9月16日 (火)

リーマン・ブラザーズ倒産で金融不安拡大

 昨日、米国4位の老舗証券会社リーマン・ブラザーズが破綻したことで、他に波及するのではとの疑心暗鬼で、世界の株価が下げるなど混乱がおこっている。 意味することは複雑でわからない。
 サブプライムローン問題が源と聞かされてきているが、信用度の低い階層への住宅ローンは危険だから、大手は手を出していないものと思いきや、バブルがはじけてみると超一流とおもわれる金融機関が大きな損失を出して苦しんでいるのをみると理解力を超える。
 円が米ドル、ユーロに対して買われているのも不思議である。 日本の国力は落ちてきちるといわれながら世界が混乱に陥ると円が買われるとはどういうことなのであろうか。

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2008年9月15日 (月)

チリー産のサケのビールス感染危険性

 近くのスーパーでチリー産のサケが一切れ100円でしばしば売られている。 好物であり、焼くだけで簡単に食べることができるのでときどき買うことがある。

 しかし、最近発行の新聞でチリー産の養殖サケはビールスに感染する度合いが高く、チリー政府が対策に乗り出しているという記事を目にして穏やかでない気分である。

 サケはチリー第3位の輸出産業で日本は輸出先トップをしめる。サケの輸出は伸びており 養殖基地に過密にサケが育てられているためにビールスに感染しやすい状況にあるとのこと。 その対策に抗生物質が大量に使用されていることにエコロジストが疑問を呈している。 ビールスが人間に害があるかどうかは新聞に書かれていない。 
 新聞は週刊ニューヨークタイムズ2008年9月14日 朝日新聞印刷発行

 
 

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2008年9月14日 (日)

メトロリンク通勤列車の衝突事故原因

 メトロリンク当局から事故原因が早々に発表されたようである。 新聞にようると 当局の広報担当による発表では、原因は通勤列車運転士の信号無視となっている。指令センターの記録やコンピュータのそれによる結論とのこと。 
 メトロリンクのホームページの公告(急告)では運転士が原因とは断じていない。

 米国では交通事故原因調査はNTSB(国家交通安全委員会)が行うと聞いているので、急ぎすぎの発表のように見える。
 同委員会はブラックボックスを通勤列車、貨物列車から、ビデオ記録を貨物列車から回収しており、5人(通勤2人、貨物3人)の乗務員中、生存している4人の乗務員からの聴取もふくめて調査を始めている。

 亡くなったのは通勤列車の運転士で、その所属はメトロリンクでなく、運転をアウトソースした先の会社所属であるとのこと。

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ロスアンジェルス近郊のメトロリンクの通勤列車と貨物列車の正面衝突

 鉄道事故で最悪と思われる単線区間での正面衝突事故が報道された。

 現地時間9月12日午後4時23分、ロスアンジェルスのユニオン駅を出発してモアパークに向かうメトロリンク ベンチュラ線の機関車1両を含む4両編成のダブルデッカーの通勤列車がユニオン・パシフィックの貨物列車とチャッツワーズの単線区間で正面衝突した。通勤列車の機関車は貨物列車に押し戻され先頭客車にめりこむ形で大破した。多くに車両は脱線や転覆して惨状を呈した。 
 インターネットに出ているメトロリンクの公告には17人の乗客と乗組員に哀悼の意を表し、130人の負傷者に見舞いの言葉を表している。

 負傷者には怪我の程度に応じたカラーコードタッグがつけられ、多くのヘリコプターも搬送に当たったと伝えている。

 メトロリンクとは1992年にロスアンジェルスはじめいくつかの自治体が通勤鉄道のために作った一種の組合で、一部を除いて、線路は幹線鉄道のものを借りて運行しているようである。 8路線、54駅で一日の乗客4万人と
ある個人のインターネットのサイトには書かれている。

 事故対策の保安装置について具体的には見た範囲の新聞には書かれていない。 USC(多分南カリフォルニア大学)の交通工学のMoore教授がLAタイムズに「これまでこの種の事故対策に多額の投資をしてきたのにこのような事故がおこるのは驚き」と述べておられるので何らかの保安設備はあったものと推定される。

 事故原因は不明とされている。以下はその後の更新内容

9月13日午後5時4分に更新されたメトロリンクの急告(emergency alert)によると死者は25人、負傷者は150人以上となっている。

この中に事故原因として”human factors and/or the railroad signal system on Metrolink's part.”と記されている。
 URLはwww.metrolinktrain.com/emergency/

なお、事故原因の記述は、絶えず更新される急告の最新版(9月15日朝現在)では消されている。

 記録時列車の編成、衝突後の状況がわからなかったが、その後の新聞報道で記録を訂正している。

 事故列車の位置関係情報はhttp://www.latimes.com/news/local/traffic/la-me-traincrash-sg,0,4385527.storygallery

 に詳しい。

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2008年9月11日 (木)

 素粒子加速器LHC(Large Hadron Collider)が稼動開始。

 9月10日、欧州合同原子核研究機関(CERN)が建設していた大型加速器(Large Hadron Collider)が完成し稼動を成功裏に開始したとの記事が日経紙に掲載されていた。  

  この加速器は陽子を正面衝突させて宇宙の始まりのビッグバンに近い状態を作り出す。未知の素粒子が生まれることを期待されている。
 反面、この装置がブラックホールを作り出す可能性があり、地球の消滅につながるとして裁判で運用開始を差し止めるようにもとめた人がいて一部で話題になっていた。このことは4月にこのブログにメモを残した。
 今回のオープニングの記事ではそのようなことには触れられていない。

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2008年9月 3日 (水)

大分教員汚職 不正合格教員に辞職を求める

 大分県の先生で不正採点で採用されたと判断された方々に辞職届けを出せと教育委員会がいっているようである。 もう何年も先生を務めておられるかたに今更やめよとは少し酷いのではないか。 というのは私の人情論で家内は不正があればやめるのが当然と意見がわかれた。

 先生の採用を正式に決めたの教育委員会であり、点数の改ざんをしたのも教育委員会であり、責任をとるべきは先生ではなく決定責任をもつところであろう。
 受験した先生の中には親や知人に泣きついて教育委員会のエライさんによろしくいってほしいといった人もいると思うが、その運動が確実にものをいうという意識はあったかどうか。 
 今回贈賄で起訴された方の子供さんの場合はやめざるを得ないが、他の20人ほどの先生方をやめさせるとするならば、その先生方の合格のために動いた人々は贈収賄で起訴されているのであろうか。

 新聞によると今回の一連の事件で起訴されている教育関係者は7人とのこと。

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2008年9月 1日 (月)

晴天の霹靂 福田総理辞任

 テレビを眺めている時、福田総理辞任のテロップが出て驚いた。 少し前に同じくテレビで防災訓令視察のために元気に大阪府へ来ておられるのを見ているのであれっという気持ちであった。 政治家には「出たい人より出したい人を」などということが言われる時があるが、やっぱり野心満々でやりたい理想をもち、執念深く政権にしがみつくような方でないとしっかり責任をはたしてくれないようである。
 米国大統領候補者の演説を聞いているとわれこそは大統領に最も相応しいと主張して憚らない。  このように自信満々に日本国民に語り掛ける人に次の総理になってほしい。

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