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2008年2月28日 (木)

イージス艦の漁船との衝突事故とえひめ丸遭難事件との違い

2月19日午前4時すぎに海上自衛隊イージス艦「あたご」  が千葉県の漁船「清徳丸」と衝突した事故の捜査が進められている。 漁船乗り組みの2人の方は行方不明になられたままであり海上保安庁による刑事責任追及というかたちでの原因調査がなされているようにみえる。 海上事故の場合の警察権は海上保安庁がもっているとあらためて認識した。 犯罪捜査であるためか調査した原因についてはあまり公表されていない感じであり、原因の特定されないまま政治問題化して責任追求が盛んに行われている。

  2001年2月10日、ハワイ沖で宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米海軍の原潜「グリーンヒル」に衝突されて遭難し、9人の犠牲者が出た事例があった。
 その時は米国の運輸事故原因調査の独立機関NTSB(国家運輸安全局)の調査官が調査結果を逐一公表しているのをテレビ報道でみた事が印象に残っている。 この機関は事故の再発防止を目的に原因調査をする機関といわれているので、客観性が高いものとして受け止めたものである。 潜水艦艦長の刑事責任はたぶん軍法会議で裁かれたものと思われる。
 どちらがいいかは、人それぞれ意見があると思われるが、刑事責任の追及に重きをおくと再発防止のための調査が偏る可能性があるのではないか。 漁船の立場にたてばこのようなケースで、接近してくる船舶の検知の困難性、いかに自分の身を守るかなどの観点からも調査がなされることを期待したい。

*訂正 米国の運輸関係事故の独立調査機関をNTSCと記憶していたが、NTSB(National Transportation Safety Board)が正しい。

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