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2007年6月20日 (水)

東京渋谷の温泉ガス爆発事故 過去の惨事は活かされていない

 昨日(6月20日)渋谷区の「シエスパ」と呼ばれる温泉施設の大爆発事故は、経営会社など関係者には意外、想定外という印象のようである。 原因は調査中であるがほぼ、1500mの地下から温泉水と一緒にくみ上げた天然ガスが漏れて地下室に充満して、何かから引火、爆発したもののようである。 ただ、経営会社、保守会社ともガス検知器について把握していない(日経夕刊)ことからガスの危険性は認識していなかったと推定される。

 予兆はあった。一昨年東京都内で温泉開発のボーリング中に天然ガス火災があったと新聞に記されている。  このことから、あるいは温泉のガスの危険性を想定して対策を採れたかもしれない。

 1970年4月8日に、大阪の天六交差点付近で、ガス爆発事故が発生して79人の方が亡くなっている。 路面を覆工板で覆った地下鉄工事現場に都市ガスが漏れて充満して、これが引火して大惨事になったものである。 

 史上最大の都市災害ともよばれるこの事故を知っていたならば、監督的立場の方々も違った対応をしていたかも知れない。

 ただ、自分がこのような事故を想定できたかといわれれば自信はない。

 なお、温泉の監督官庁は国レベルでは環境省のようであり、今回の事故に関わるようなガス管理を規制する法的な規定はないと報道されている。

 殉職された3名の方々に哀悼の意を表します。

 

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