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2006年7月19日 (水)

トロリーコンタクタと架線レストラム

 ある雑誌で鉄道総研のLRT(新種路面電車)への取り組みを紹介しておられた。
 テーマは架線レストラム。 要所で充電しながら蓄電池で走りトロリー線(架線)のいらないLRTの開発であり、その記事のなかで、実用化のためにはトロリーコンタクターに代わる信号システムが必要となるといっておられた。
 トロリーコンタクタ(略称トロコン)という言葉は、昭和40年前後、衰退期とはいえ、大阪市内で 430両強の市電が、92kmの路線を走っていた時代、市電の設備を見学したときに聞いた言葉として記憶していた。

 そのときの説明では、大阪市電で開発した、トロコンを用いて運転手の意思で行き先に応じて交差点で、ポイントを切り替える装置は,交差点に配置していたポイント転換の係員を不必要にし、大いに事業に貢献しているという主旨であったように思う。 
 大阪市電は昭和44年に姿を消し、その後、存在を忘れかけていたが、トロコンが近代的LRTでも役割があることに感慨を覚えてメモに残す意義を感じた。

 試みにインターネットで検索すると、トロコン、トロリーコンタクタいづれをキーにしても沢山の情報があり、これからのLRT時代でも活躍が期待できそうである。

  トロコンとは、架線の上部に接して取り付けられた、一種のスイッチ。、スイッチから出た尻尾状のものか架線の下面接触部の少し下まで垂れ下がっており、電車が通過時に集電用のビューゲル、パンタグラフなどがこれを跳ね上げると、上のスイッチが連動して接点を入り(または切)するものでこの信号で電車がどの点を通過したか、どの区間にいるががわかる。

 現物は、ここ数十年お目にかかったことがなかったが、時々傍を通る大阪南部に路線をもつ阪堺電気軌道の天王寺駅前駅で、写真に収めることが出来た。 これまで、幾度となく目に入っていたはずであるが、心ここにあらざれば、の典型的例でまったく気がつかなかったものである。 

05_2 阪堺電車 天王寺駅前駅のトロコン
  背景は近鉄阿倍野百貨店

                     

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コメント

京都市電では連結運転をしていた時期があるそうで、編成内のパンタグラフが2基になってしまうため、トロリーコンタクタではなく短小軌道回路?がポイントの制御に使われていたという話を聞いたことがあります。諸外国では無線か赤外線によるリモコンを使っているという噂がありますがソースが見つからずにいます。

投稿: S/N | 2006年10月 4日 (水) 09時50分

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